SML バリトン 10xxx
今日はSMLのバリトンです。
フランスのメーカーで、そんなに有名な楽器ではないですがビンテージのコーナーでは、よく見かける楽器ですよね。
1930年代から1980年ごろまで製造されていた楽器で、いわゆるRevDあたりがヴィンテージとして有名なモデルです。
生産本数は24万本ほど、1950年あたりまでで1万本しか生産されていないと考えると、古いものは割と希少ですね。
通な人が言うには、その中でもアルトが圧倒的に多く、テナーは結構少なく、バリトンは皆無だそうです。
ということで、SMLのアルトが良く見かけるのは当たり前で、このバリトンはかなりレアな一本らしいです。
確かに実際に写真を見てみると、こんなバリトン見たことがないな、、、と思ってしまいますよね???
この楽器は1950年あたりの楽器で、一応RevD的な感じらしいです。
半田付けされたトーンホールで、手も掛かっています。
オリジナルラッカーで、修理跡はあるにせよ、中々きれいですね。
肝心な音ですが、暗くでかい音がするそうです。
コーンのような音色だそうですが、それよりは音色の中心にちょっとバキバキした感じがあるようです。
非常に珍しい楽器で、通好みの変わった音色がするでしょう。
実物の音色を聞く機会があれば、是非聞いてみたい楽器です。
www.tomosax.net
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