キング Super20 テナー 36万9千台 シルバーソニック ゴールドインレイ
今日はKing Super20の36万台、1960年あたりの製造です。
シルバーソニックとゴールドインレイで、この時代はパールのオプションがなかったのでこれが最高グレードになります。
もちろんゴールドインレイは特別オーダーなので、このキングはこの時代の楽器では非常に珍しいものです。
コンディションですが、皆さん知らない方も多いようですがキングにはシルバーソニックネックにもラッカーがかかっています。
非常にはがれやすく、ほとんどの楽器ではなくなってしまっていますが、この楽器では少し残っていますね。
ということは、それだけあまり使われていない非常にいいコンディションです。
非常に美しいですね。
この時代の楽器って明るめの音がするかと思いきや、意外に暗い音色がします。
キングのボケた音色はそのままに、前期よりはちょっとハキハキとした快活な音色がします。
ですが、低い音のボッ出る感じはセルマーの同年代の楽器とは異なり、古いキャラクターを感じますね。
まさにバリバリのビバップホーンといったところで、セルマーもいいですがこのキングにも負けず劣らず素晴らしい音色が備わっていますね。
コレクションにしたいくらいの希少な楽器です。
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