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King super 20 アルト 36万7千

今日はキングのアルトです。

本来ならアルトは、マークシックスよりもキングのほうがヴィンテージ性が高いはずですが、

永きに渡る日本人のアメセル嗜好や?
キングが早い時代に凋落してしまったため?
あるいはコンディションがいいものがあまり残っていないためか?

セルマーよりに人気を譲っていますね。

しかしパーカーやキャノンボールのことを考えれば、アルトプレーヤーの最高峰の楽器はキングであってもおかしくないわけで、そのようなコレクターは海外には多くいらっしゃるようです。

今回はそのコレクターの放出品です。

第三世代のSuper20で、1960年あたりの製造です。

セルマーで言えば、8~9万台あたりと同級生です。

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パーカーの時代の楽器はこれよりももっと古い第一世代、SBAあたりの楽器になりますが、この第3世代を評価する人は非常に多いですね。

この時代になると、パールサイドキーはありませんので、これが最高峰の楽器です。

さらゴールドインレイという、彫刻の中だけ金メッキ仕様を注文する人はあまりいませんでしたから、かなり貴重な楽器です。

音色的には第一世代ほどはボケていませんが、シルバーソニックと金メッキのパワーが加わって、セルマーの9万台よりははるかに太く鳴ってくれるでしょう。

私もキングを買うことああれば、こういうのが欲しいかもしれません。

www.tomosax.net


















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