バンドレン ブルージャンボ Java A45
今、メイヤーブラザーズと並んでアルトで最も手に入れにくいマウスピースといえば、、、そう、バンドレンのブルージャンボジャバのA45です。
先日、良さそうなものが出たのですが、価格はなんと約1500ドルで売れました。 日本円だと17,8万といったところです。
ほんの10数年前まで売られていたマウスピースの中で、値段的に一番の出世株になると誰が予想したでしょうか???
現行品もあるんですが、ちょっと鈍いというか、、ブルーのほうがちょっとパリッとして気持ちのいい感じが強いですよね。
ウォーレンヒル以外は有名な人で使っている人は見かけませんが、スムースジャズ界でDukoffが扱いにくいな、、、という人たちの必須アイテムになっているからここまで値が上がるんでしょうね。
バンドレンは、他のマウスピースメーカーなら2倍3倍もコストがかかるようなクオリティーをあの値段で出しています。
このマウスピースも元々は1万円くらいの元値でしたが、今の個人メーカーが売りに出した場合だと数倍の値段が付いてもいいようなクオリティーです。
さすが大手メーカーという横綱のクオリティーを低価格で実現しているわけですから、数がない場合でも価格が高騰するのもわからなくはありません
ですが、17万円はちょっと普通の人には出せない価格ですよね???
www.tomosax.net
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コメント
いつも楽しく拝見しております。
青いマウスピースはやはり売れるからなのか、Theo Wanne氏が新しいマウスピースでラインナップさせていましたね。
チェンバーに一工夫入れたハイバッフルタイプでしたが、明らかにこのマウスピースを狙っている事が明確でした。
最近のTheo氏はハイバッフルタイプのバキバキなるマウスピースを多くリリースして、フュージョン系ミュージシャンが多く使用されていますが、Theo氏もこういうマウスピースが好きなのかな?と思っています。
投稿: hiro-taka | 2015年4月26日 (日) 17時29分
コメントありがとうございます。
15年ほど前はヴィンテージマウスピースの販売とリフェイスのみを行っていましたが、そのころから彼はマウスピースンデザインの研究を相当行っているようでした。
最初に出たモデルはラージチェンバーで、ジャズ的なものも多かったですから、そこからバッフルをつけたりチェンバーの形、さらには材質の変化にまで多様な変化を見つけたのでしょうね。
バッフルを自分で作ってみるとわかりますが、微妙な感じで吹奏感と音色が変わりますから、これだけのバリエーションを作る気持ちはよくわかります。
ブルージャンボですが、私もジャンボではないものを持っていますが、やっぱりブルーのやつってラバーよりもちょっと濃密な音がして、反応も微妙に違うように思います。
ラバー以外のラバー系の材質で生き残ったのはブルーのものだけですから、そういう意味で彼がそれを選択する理由も非常に納得がいきます。
投稿: tomo | 2015年4月28日 (火) 10時37分