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(アメリカの)Martin リガチャー 1960年代後半

今日はビンテージのリガチャーです。

Martin製になりますが、よく見かけるフランスの刻印があるほうではなく、サックスのメーカーのMaritnのリガチャーです。

非常に混同しやすくややこしいですが、今回のものはアメリカのインディアナ、、、アメセルなどが作られていた、日本で言うところの板橋のようなアメリカで楽器工場が並ぶ地域で作られたものです。

その前にマーティンの歴史を知っておく必要がありますが、1960年代になるとマーティンの経営は不安定だったようで買収されたりします。

それに伴いサックスの質も著しく低下していってその輝きを失っていきますが、今回のものは鍵盤楽器の名前でも有名なWurlitzerの傘下にあったときのリガチャーのようです。

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ワーリッツァーの傘下にあったのが64~71年までらしいですから、今回のリガチャーも1960年代後半のものということになります。

2ドル25セントですから、1ドル360円とすると1000円くらい、、、電車の初乗りが数十円だった時代ですから、当時の2~3倍の価値があるとすれば現在では2000円から3000円くらいのものということになりますね。

このタイプのリガチャーは良く見かけますよね?

今となってはノーブランドとしかわからなかったのですが、マーティンもこういうものを出していたとは驚きでした。

基本的にはビンテージのリンクのリガチャーなんかに近いフィーリングで、それなりに吹きやすい中に音の丸みがある感じで、普通にいい感じに吹きたい人には戦力になるでしょう。

現代のヘビータイプのリガチャーに慣れてしまっている人は、ちょっとパワーと鳴りの面で物足りないかもしれません。

新品に近い状態で珍しいですね。

www.tomosax.net





















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