フラセル テナー 5万5千3百5十
今日はフラセルテナーの5万5千台3百5十です。
シリアル的にはそれ以前にもプロトタイプ的なものはあるものの、5万5千2百からマークシックスということですから最初の150本あたりの楽器となります。
この辺りの楽器はSBAに非常に近いですから、SBAと同じフィーリングでいけるような楽器でス。
SBAよりもほんの少しパワーを増した感じと、指のやりやすさの改良点など違いはもちろんありますが、楽器の軽さと音のぼけた感じを求める人には非常にいい楽器でしょう。
フラセルなので、アメセルよりはちょっとフォーカスした感じと低音のゴリゴリ感があって、アメセルでいうなら明るめのシリアル的にちょっと後の楽器、、6万くらいでしょうか???、、そういうものと同じように比べるとイメージは近いかもしれません。
しかし、音色から受ける印象はアメセルとは微妙に違うでしょうから、そこが面白いところですね。
エリントン楽団の看板ソロイスト、ポールゴンザルベスを聞けばわかりますが、フラセルといっても十分暗い音はしますし、トーンマスターなどの弱いマウスピースをつけた状態ではフラセルの音の芯は楽器を太く鳴らす上で大きな利点となるでしょう。
逆に強いマウスピースをつければアメセルよりもバズがのりやすいでしょうから、好みの趣向性によっては利点も大きいですね。
この辺りの楽器ならアメセルと同等に扱われてもいいと思います。
www.tomosax.net
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