アメセルテナー 8万2千7百
今日はアメセルの8万2千台テナーです。
8万台といえば、音のぼけた感じは残しつつちょっとずつ音に張りが出てくる微妙なあたりです。
同時にパワーもついてきて、ゴリゴリしてきますよね。
どの程度それらの割合が進んでいるかということがこのあたりの楽器を選ぶポイントとなってくると思います。
一般的には、このあたりを選ぶ人は反応が速くズバッといくような感じがほしい人が多いと思いますが、この楽器はどうでしょうか?
ネックにややひずみが見られますが、概ねきれいなコンディションですね。
色は写真では暗めに見えますが、実物はピカピカした明るい感じに見えるのではないでしょうか?
メタルのレゾネーターも入っているようで、明るめの音がすると思いますが、このデモ演奏はその人の吹き方もあってモソモソして聞こえますね。
しかし一つずつの音の立ち上がりは速いし、強く吹いた時には音に張りが感じられますので、8万台らしい6万と9万の中間的なキャラクターが非常に感じられます。
8万台には特徴的な楽器で、6万よりもやや現代的にいきたい人にはぴったりな楽器でしょう。
www.tomosax.net
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