アメセル アルト ２３万０千１百

今日はアメセルアルトの２３万０千台です。

２３万台はマークシックスの最後期にあたり、機能としては（平均的に）最も優れた時期です。

パワーや音の均一性などが前中期よりも向上し、いろいろな点で安定して吹けるのが大きなメリットです。

前中期の楽器はコンディション的にガタガタなものは非常に多いのですが、２０万台前後はきれいな楽器が多く残されていて安心して使えるのもまたいいところです。

今回の楽器は見た目は非常にきれいで、オーバーホールはされているようです。

パッドはメタルのレゾネーターが入っているようですから、暗い感じよりも、明るく力強くいける楽器でしょう。

オリジナルのパッドが残っている場合、かなり近い将来オーバーホールが必要なわけで、このようにきれいに整備されなおしされているものもその意味ではお買い得かもしれません。

パッドもオリジナルと同じように低めですので、セッティング的にも悪くないでしょう。

リファレンスなる楽器が５０万近くすることを考えれば、２０万台あたりなら（送料、完全を除けば）同じ価格帯で買えますから今回のような楽器も非常にねらい目かもしれませんね。

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