フラセル ソプラノ 5万6千6百
今日は初期のマークシックスソプラノ5万6千6百です。
1954年製のマークシックス製造初年度の楽器です。
テナーやアルトもそうですが、初期のマークシックスはSBAの面影がかなり残っています。
ソプラノはテナーやアルト以上にSBAのフィーリングが残り、後のマークシックスと比べるとほっそりこじんまり、丸い音がしますね。
非常にきれいで、貝も減っていないのでオリジナルシルバープレートでしょう。
この時代の楽器のソプラノは恐らくパワーの関係だと思われますが、シルバープレートが主流でラッカーのものはほとんど見かけませんね。
この楽器もシルバーですから、ラッカーのパリッと華やかなキャラクターよりは落ち着きがあり重たい音色でしょう。
ソプラノは年代により絞り方が違うので、同じようなキャラクターでもピッチの感じや抵抗感は違うのでそのあたりのバリエーションが選ぶポイントのひとつでしょう。
最近はこのようなフラセルの初期ソプラノが多く出回るようになりましたね、、、
www.tomosax.net
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