アメセル？ テナー 5万9千1千 シルバープレート？

さて、、今日は5万9千のテナーです。

一応オリジナルシルバープレートとして売られているものですが、基本的にはアメセルのシルバープレートというものは、、、ない、、、というのが皆さんの認識ですから、かなり怪しい代物です。

先日も誰かがインディアナの工場でシルバープレートしていなかったと書いているのを見かけました。

本当のところは現場の人にしかわからないところですが、今までの経験上このように売られているものはほぼリプレートか、アメセルの彫刻を足したフラセルの場合がほとんどですね。

う～～ん、、、私はコレに関してはリプレートかな、、、と思っています。

詳しいことは実物をみないとわかりませんが、実物にはプレートの下にいろいろな傷が見られることでしょう。

それ以外にも気になる点は多々ありますが、、、、当時の人によればエルクハートのシルバープレートってかなりはがれやすいそうです。

つまりその時代のシルバープレートであって、この楽器のようにパームキーがそれだけはがれていれば、テーブルキーや常に触っているところってもっと剥がれていてもいいんですよね、、、

そういうところだけでも割と最近のリプレートなのかな、、、と思ってしまいます。

このお店はとりあえず全部オリジナルシルバープレートということにしてしまうようなので、注意が必要です。

最もリプレートだとしても楽器的にはシルバーのビンテージなので、機能的価値を否定するわけではありません。

この楽器は、低音が軽く、だけど太く大きく鳴るという点で、ちょっとパワーがついたシルバーSBAが欲しい人にはいいかもしれません。

値段がリプレートにしては高すぎますが、、、、、

www.tomosax.net