ブリルハート 復刻リガチャー サテン(サンドブラスト)仕上げ
今日はブリハート復刻リガチャー、Echo Brass リガチャーのサテン=サンドブラスト仕上げをもらったのでそれについて書いてみたいと思います。
こういうのって作り出すとアレもこれもやってみたくなるのでしょうね???
私のところには、未発売のプラチナプレートなど色々なバリエーションのサンプルをもらいましたが、これも実験的にいくつか作ってみたものらしく、販売する分はあるが売り切れればそれ以上作る予定はない、、、とのことでした。
製品化されているものは何の処理もされていないアンラッカー状態で、サテンはそれだけ余分にコストがかかるからもう作らない、、、、ということなのでしょう。
左がサテン、右が通常製品です。
サテンのほうが艶のない暗い色をしています。
メイヤーにつけてみました。
通常版のアンラッカーに比べると、吹き心地は変わらないのですが、音色は変わります。
サテンにした分だけ、キラっとした部分がなくなって、暗い音色になるような印象です。
音量や抵抗感などはあまり違いはない様に思いますが、特に強く吹いたときなど輝きのような高い周波数の成分はカットされる印象です。
音色的には渋い方向ですので、リードアルトとはむしろ逆、バリバリいわせたくない人に向いているでしょう。
あるいは、NYメイヤーなどで音色がちょっと明るすぎるな、、、というひとには押さえ気味になるので、そういう方向性にはあっていると思います。
音自体は強く押せるし、セルマーなどに比べると若干抵抗感はありますが非常に小さい音も軽く出ますし、セルマータイプのリガチャーよりは重くなる事なく大きく鳴ります。
暗い音色のままボリュームアップを図りたいラージチェンバーのマウスピースには非常に向いているのではないでしょうか?
反面、ゴールドプレートネックや、バリバリ派手に吹きたい人にはこの仕様はおすすめできません。
変色が進むともっと暗い音になるでしょうし、音色が明るすぎるというお悩みの人にはこういう仕上げはいいかもしれませんね?
もっと値段が安ければいいのですが、、、、、
www.tomosax.net
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