フラセル バリトン 7万7千7百 Bb
今日はフラセルのバリトン7万7千です。
オリジナルラッカーかはわかりませんが、そういうことは問題ではありません。
私はこのバリトンにはムラムラしますね、、、、
いや、、欲しいのではなく、金属のムラが非常に多いのが見て取れます。
いつもアルトやテナーでは部分的にこのようなムラは見かけますが、この楽器のように不均一さがはっきり見えるのも面白いですね。
特にベルの中には溶接部分とみられるところが赤焼けしています、、、酸化鉄でしょうか?
それ以外の部分でも、ただの赤焼け以上に、金属のムラが見て取れますね、、
変色しているものの影響を除いても、このようにシミみたいなものが沢山見えると、、、やはり現代とは材質が違うんだろうな、、、と思ってしまいます。
今の楽器は、赤焼けしていても、それ以外の部分はきれいで均一な色をしていますから、やはりこの時代の金属は適当な、、、感じだったのでしょう。
この楽器そのものはコンディションも悪そうで、Bbであることもあいまって乾いた軽い感じの音色でしょう。
艶はほとんどないでしょうね、、、、
価値はそんなにないと思いますが、、こうやってまじまじと材質のムラを見ると、楽器って1本1本違ってしかるべきなのだな、、、、と思う次第であります、、
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