セルマー スーパー １万３千５百番台 テナー

今日はセルマーのスーパーのサックスです。

１９３０年製の非常に古いサックスです。

このくらい古くなるとSBAの面影はなく、全く別の楽器です。

その特徴としては、音色のボケかたです。

ポワ～～～とした音色がして、いくらフォーカスしようとしてもボケたままで丸い音がします。

低音の軽さも尋常ではなく、指は非常にやりにくいのですが、ソプラノの最低音を吹くぐらいの力加減でBbが鳴ってしまうのです、、、（大袈裟かな？？？）

この楽器は、シルバープレートでゴールドインナーベルですから、通常よりもパワーがあって特に低音では太く華やかに鳴ってくれるでしょうね。

しかし、１９３０年の楽器としては非常にきれいで、インナーゴールドも珍しいですね。

モワモワした音が欲しい人には最高な楽器だと思います。

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