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アメセル アルト 13万9千 セルマーの考え?

今日はアメセルアルトの13万9千です。

メディアムボウになった直後くらいの楽器ですね。

オリジナルパッドもたくさん残っているようで、非常にきれいな状態です。

13万ですがこれは完全に14万と同じ扱いで非常に人気が高く、探している人も多いでしょう。

色はちょっと明るめで、14万台の暗いもののような音よりは、キャラクター的には14万後期に近いと思います。

オリジナルに近い状態で、パッドはやはりかなり低めにセットされていますね。

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さて、、

この楽器には、セルマーの解説書がついています。
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メディアムボウからの改良点かはわかりませんが、そこには色々な事が書いてあります。

① ボアのデザインを変えることで、音量の幅が大きくなり、反応が軽くなり、音がふくよかになった。

なるほど、、、やはりそういうことは意識して改良を加えていたわけですね、、

②キーは、ピタッと閉じてそれが持続するように設計したり、作っている。

③トーンホールは、半田付けではなく引き抜いて作っている。

④ ドーム型のプラスチックレゾネーターは、カラーを増し、明るいサウンドを作る。

⑤ ばねは(折れずに)よく曲がるような設計で、速い反応を与える

なるほど、、、色々研究してここまで辿り着いたわけですね。

このい13万台後期のマイナーチェンジで、がらっと楽器のキャラクターや機能が変わるのも非常に納得がいくところです。

www.tomosax.com

















   

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