アメセル テナー 9万6千 部分的リラッカー
今日はアメセルの9万台テナーです。
リペア的な意味で珍品です。
非常に暗いラッカーが付いているこの辺りですが、音はフォーカスされてきているところなので、メタルのマウスピースをつけると非常にいいキャラクターが表現できる辺りです。
そのような事もあって割と人気がある番台ですが、今回のものは部分的にリラッカーされています。
U字管のところに外した後がありますから、一度外して、リラッカーしたようです。
リラッカーしたところがオレンジ色になっているだけでなく、オリジナルラッカーの上にさらにリラッカーがのってグラデーションになっていますね。
ここまでやらなければいけなかったということは、相当ひどく凹んだ、、、という事でしょう。
ネックにも凹みを直した後がありますね。
金属的には、、、作る段階で何回も曲げたりしているわけですから、凹みを直しても、、、影響のない事もあります。
しかし、それが原因で楽器が鳴らなくなったり、反応が部分的に悪くなったりする事もありますから、このような楽器を使っている場合は、その辺の見極めは難しいでしょう。
つまり、使わないに越した事はない、、、ということですが、値段も1万ドル以上もして、根付け的にも???な感じです。
もういっそのことラッカーを全部はがしてしまう、、、のもいいかもしれません、、、、
www.tomosax.com
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