« オットーリンク メタル アルト 10 USA | トップページ | ジェロームリチャードソンのLawton メタル テナー »

アメセルテナー 5万6千9百5十 アンラッカー

今日はアメセルのテナー5万6千台のアンラッカーです。

アンラッカーにすると溶剤を使いますから金属が変色したりしますが、これはかなりうまくやったようです。

多少しみは見えますが、あまりきつくないので金属へのダメージは少なそうですね。

ただ無理やり剥がしたことで、金属の色合いは変な感じです。

緑青がついてないので剥がしてから時間が経っていないのか、あまり使われていないのでしょうが、これからどんどん汚くなるかもしれません???

56955markvitenor1
56955markvitenor2
56955markvitenor3

56955markvitenor12
56955markvitenor30
56955markvitenor32
56955markvitenor35
56955markvitenor36

ネックにはつぶれたような跡があってそこだけ色が違いますね、、、

通常ならこの楽器にはかなり暗いラッカーがついているものですが、剥がしてしまったためにパサパサになっています。

ラッカーには音色に艶を出すだけでなく音をまとめる効果がありますが、艶はない上にまとまりもなくなって、上の方の音は結構散っているような感じです。

自然にはがれた場合はそういうところは幾分緩和されるようですが、無理やり剥がすとそのようになることは良く知られたことです。

もちろん反応が軽くなって、、、という利点はありますが、普段ラッカーが残って艶のある締まった感じに慣れているとこういう楽器は、ピンとこない、、鈍い感じがするでしょう。

私ならネックだけシルバープレートしたりするかもしれませんが、ラッカーがないことでオリジナルとは全く違ったフィーリング、音色が楽しめそうな楽器です。

7000ドルはかなり高いように思います、、、

www.tomosax.com










| |

« オットーリンク メタル アルト 10 USA | トップページ | ジェロームリチャードソンのLawton メタル テナー »

Mark 6」カテゴリの記事

Tenor Sax」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アメセルテナー 5万6千9百5十 アンラッカー:

« オットーリンク メタル アルト 10 USA | トップページ | ジェロームリチャードソンのLawton メタル テナー »