Otto Link 初期フロリダ テナー 10スター
今日は珍しいものです。
初期フロリダのスーパートーンマスターですが、大きさは10*なのでかなり大きいですね。
時代的にも10*はあまり作られていない頃ですから、これそのものは珍しいものでした、、、
しかし、今回のものは8辺りにリフェイスされています。
リフェイスを割と簡単に考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、、、この10*を8にすると最も懸念されることはなんでしょうか?
最後の写真をみるとわかりますが、、、中の容積がかなりくり抜かれています。
10スターの大きさですから、10スターの内容積にあわせて息の通り道が作られています。
それを8にするとどうなるかというと、、、開きは8ですが、通り道部分は10*のままで足す事は出来ませんから、8に比べると音が散って締まりのない感じになります。
それが、音にまとまりのない、、、パチッとしないフィーリングに感じられるでしょう。
このように、大きいサイズから小さいサイズにする場合このことが常に付きまとうので、あまり極端なサイズ変更は、この点においてオススメできません、、、
きれいにリフェイスされていますが、その辺りは容易に想像できるマウスピースです、、、
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