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KING ZEPHYR シルバー ゴールドインレイ アルト

今日はZephyr時代のキングのアルトです。

キングには色々なサックスがありますが、有名なSuper20が出る前のトップラインとして製造されていた頃の楽器です。

正確には1935年頃から製造されたものがZephyrとなるようで、今回のものはシリアルは20万2千で、1940年初期の製造になります。

この少し後には、シルバーネックやシルバーベルが出てZephyr Specialというような名前のものもありますが、Zephyrの頃はパールキーが付く、、、というようなオプションくらいしかまだなかったようですね。

ZephyrをセルマーでいうところのBA、、そしてそのあとZephyr SpecialというSBAが出て、Super20というマークシックスに変わっていくイメージで流れを考えると捉えやすいでしょう。

セルマーで言うところのBA的な楽器であるZephyr(もちろん楽器としてはBAとは別物で何の関係もありません)ですが、今回の楽器はシルバープレートに彫刻の一部がゴールドになっていて非常に美しい楽器です。

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キングの楽器は、同じモデルでも仕様が色々変わっていくのですが、その話はここでは置いておいて、、、

この楽器は非常に豪華な作りで、珍しいものといえると思います。

パールキー仕様になっいれば文句のつけようはないでしょうが、このゴールドプレートインレイだけでもかなり珍しいでしょう。

楽器的にはかなり軽いので、Super20に比べるとどうしても機能的に人気が落ちてしまいますが、Zephyrとしてはダブルソケットになっていたり、ちょっと進化版?なので、いいかもしれません。

コレクター向けであることは否めませんが、これで2000ドルなら、、2000ドル以上は十分楽しめると思います???

www.tomosax.com









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