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セルマー ロングシャンク C* フレディーグレゴリー リフェイス

今日はテナーのロングシャンクです。

セルマーのマウスピースは、90年代辺りから見直されてきました。

それまであまり使う人はいませんでしたが、ジェリーバーガンジーをはじめセルマーの大きいサイズをリンクラバーの代わりに使う人が増えたのもその辺りの時代でした。

今はまたラバーリンクに回帰して、そのような人もセルマーのマウスピースを使う事は減ってきたようですが、そういうこともあり、ロングシャンクの小さいものを広げたものも多く見かけます。

今回のものはC*をグレディーグレゴリーが、7*まで広げています。

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なるほど、、、やはり??先端にはっきりとしたバッフルが付くようにリフェイスしたようです。

これにより、より鋭くパリッとした感じになるでしょう。

完全にジャズ的なフィーリングを意識したリフェイスです。

リンクとは違ったキャラクターですが、落ち着いたラバーサウンドが楽しめ、削り方によっても明るい音もするでしょう。

こういうものは比較的安く手に入りますから、好みが合えば非常に使えるいいものかもしれませんね???

www.tomosax.com

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コメント

Tomo さん

こんばんは。ご無沙汰しております。

セルマーのロングシャンクについて、私も最近同じ事=リフェイスで広げてみる事を考えていました。

ショートシャンクは高額で失敗した時のリスクが高いので、安くて程よい開きのロングシャンクを探していました。

今回ご紹介の分は元の開きがC*と狭いのに、仕上がりがいいですね。最近の現代マウスピースみたいで、興味津々です。

私はリンクのラバーで8か8☆ですので、そこまで広げるとなるとオープニングD位は必要になりますでしょうか?

投稿: Tusques | 2012年12月20日 (木) 23時55分

Tusques様

コメントありがとうございます。

Cでも8*に広げられない事はないと思います。

ただ、やはりバランスが取れなくなるでしょう。とりわけ中のデザインは難しいとこことだと思います。

オープニングを広げると、底が上がってきますから、差が大きいほど底が上がります。

それだけいじる分も大きいので、その辺りの知見が必要でしょう。

さらには、バランスがとりにくくなって、吹けるけど、どこかに偏っている、、、高音だけ吹きやすい、、、とか、明るい音しか出ない、、、とかそういうバランスが悪くなる可能性が高いですね。

もし、そういうことをするなら、私は、オリジナルの8を借りてきて、それと同じように削ってもらう事をします。

そうすれば、比較的近い物が作りやすいからです。

オリジナルの感じを参考にしながら、音色の感じや吹奏感をちょっと近づけながら削れるわけで、、、、、、、

そういうことをやっているので、マウスピース削りに行くときに、、、私が連れて行かれることも多いのだと思います、、、、、、

投稿: tomo | 2012年12月24日 (月) 12時00分

Tomoさん

お返事ありがとうございます。

やはりC*からですと、難しそうですね。なるべく大きい開きのロングシャンクを手に入れて試してみようと思います。

また、削る際にオリジナルと比較しながら削るというアドバイスは大変参考になりました。

しかしながら、他の方がリフェイスに行く度に呼ばれるTomoさんも大変ですね。。それだけオリジナルの状態でヴィンテージを持っている人は少ないのですね。

投稿: Tusques | 2012年12月25日 (火) 21時19分

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