フラセル バリトン 6万7千2百 LowBb シルバー
今日はフラセルのシルバーの6万7千台です。
アルトやテナーではシルバーはよく見かけますが、意外に?初期シックスのバリトンのシルバープレートは見かけません。
ヨーロッパにはそれなりに数は存在する事とは思いますが、実際に出てくるのは珍しいですね。
あいにく正面の彫刻があまり見えませんが、テナー同様美しい彫刻が彫られています。
シルバーですからラッカーに比べてパワーがあるでしょう。
高音の細く鳴らず、強く吹けば音圧も出ると思います。
願わくばLowAの仕様ならよかったのですが、F#キーもありません。
アルトやテナーと違って、バリトンのF#キーはフラセルでも付いていないことが多いので、
標準の仕様といったところでしょうか?
初期のシックスで軽いのですが、それなりにパワーもあるでしょうから音色や機能の面でも中々面白い楽器ですね。
www.tomosax.com
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コメント
こんにちは。
「さびた楽器(リガチャー)は鳴らない場合が多い」という趣旨の記事をしばしば書かれているように思いますが、シルバープレート表面の酸化は鳴りや音色に影響しますでしょうか?
今回のバリトンみたいな燻し銀のほうがカッコイイですし磨くと磨り減りそうなので、自分の楽器は酸化するに任せているのですが・・
投稿: つぉねば | 2012年11月23日 (金) 22時23分
つぉねば様
コメントありがとうございます。
シルバープレートの黒ずみは抵抗感など反応にはあまり影響はしないでしょう。 しかし、ピカピカに磨いた状態と酸化して黒ずんだりしている状態では音色は変わります。ピカピカに磨いたほうが明るく、黒ずむとパリッとした感じが失われてきます。
これはプレートに限らず、マウスピースの内部や、レゾネーターの汚れについても同じ事がいえるでしょう。
投稿: tomo | 2012年11月28日 (水) 16時46分