S.M.L テナー Coleman Hawkins Special
今日はSMLのテナーです。
SMLは生産本数の少なさからあまりポピュラーではありませんが、コアなファンには支持を受けている機能性の高いビンテージ楽器です。
そして、そのSMLで1939年製のコールマンホーキンス用のスペシャルモデルというものがあるそうです。
何故コールマンホーキンスか???という疑問があるかもしれませんが、この時代のサックス奏者ではコールマンホーキンスが王様なのです、、、
コールマンホーキンスのBody and Soulは、初期のジャズの名演の中で最も有名なもののひとつです。
もしご存知ない方は、以下の演奏を堪能されてください、、、
(余談ですが、この演奏を後に聞いた本人が、”こいつ俺みたいに吹くな”、、、、と言っているインタビューの音源があります、、、つまり、本人は演奏した事を覚えてない事はおろか、この名演を自分の演奏かどうかもイマイチ分からなかったようです、、、???)
その為、その超が付くほど大物サックス奏者であるホーキンスの楽器があったり、オットーリンクもホーキンスモデルがあったりするのはごく当然の事だったわけです。
たまに出てくる楽器のようですが、こんなにきれいなのは非常に希少性が高いですね。
基本的にはRev.Aモデルが元になっているようですが、ベルがより大きくなっていたり、キーの位置がベルの反対についているようです。
音色ですが、太いダークなサウンドで、ボソボソ吹くといい感じの音色です。
おそらくこの時代の通常のモデルよりは大きくなるような感じでしょう。
私自身SMLについて詳しい事は分かりませんが、結構珍しいものだと思います。
www.tomosax.com
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