フラセル アルト 32万台 シリーズ1 リラッカー
今日はシリーズ1のアルトです。
ビンテージなのか?そうでないのかは値段が決めるところでありますが、生産本数が非常に少なかった事もあって、シリーズ2の中古よりはやや、高く取引されているようですね。
しかし、同時に初期のシリーズ2の作りのよさと、暗さ、も同時に評価されているようで、シリーズ1のビンテージ性がそれらよりも高い、、、ということは必ずしもいえないようです。
さて、そんな中、シリーズ1のリラッカーの楽器です。
使う人によっては、4,5年でラッカーをはがしてしまうこともありますが、発売から30年弱が経った今、シリーズ1もリラッカーされるような時代が来たのでしょうか?
シリーズ1となると、色は現代とほとんど同じ色ですから、ラッカーの色では見分けが付きません。
今回のものは彫刻が彫り直されていて、写真では少し太く見えますが、写真だけで判別するのはかなり難しそうです。
現代ではリラッカーの技術が上がっている?ので、赤焼けすることも大分緩和されるようですが、この楽器は少しだけ下の汚れがあるように見えるので、言われてみれば、リラッカーに見えます。
新品をリラッカーすれば、ほとんど元とは変わらないでしょうが、使い込まれた状態でリラッカーすると結構変わります。
使い込まれたものは金属がよく振動するので(しない事もありますが)、吹いた感じが軟かいフィーリングです。
それで音が新品のようなバキバキした感じだとちょっと変なのですが、いずれにせよ、使い込まれたものはリラッカーで新品になるわけではありません、、
今後こういう楽器が増えてくるのでしょうか?
値段は2600ドルで、結構高いですね。
中古のシリーズ2が3000ドル以上することを考えれば、結構な値段です、、、
www.tomosax.com
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