ヤマハ 875 ソプラノ ゴールドプレート
今日はヤマハのカスタムのソプラノ875です。
875といえば、いわゆる初期のカスタムですが、ヤマハとしてはデタッチャブルソプラノの初のモデルで、シリーズ3やヤナギサワと90年代半ばにソプラノ開発戦争?の主力商品だったモデルです。
当時は、ヤナギサワの99xシリーズが勢いに乗りつつも、セルマーやヤマハがやや先行気味?という(私の勝手な)印象でしたので?、この875やシリーズ3を使っている人を多く見かけました。
私もこの875を20年ほど使っていますが、非常に完成度の高い楽器です。
今ではZやEXというものが出て、この875そのもののモデルは生産されておりませんが、その当時はジョシュアレッドマンも使っていましたし、EXが出た後でもアメリカでは875を使っている人も多く見かけました。
そんな、ヤマハモデルとしては2世代前の875ですが、当時はソプラノも重量化が進んでいる真っ只中でしたので、この楽器はより太く大きく鳴る印象を受けます。
その重量感のせいか?今でもこのモデルの愛好者は多く、通常は型落ちすれば消えていくものが、生産中止でもこのモデルをあえて使う人がいる、、、ということは、それなりに完成度が高く評価されたモデルだったということができるでしょう。
そのゴールドプレートです。
ネックは初期とは違うものがついていますね、、、
途中で別のネックが開発されたりしていたので、これは結構後のものでしょう。
875は中古では割と安く手に入りますが、ゴールドプレートは中々ないので非常に珍しいですね。
ヤマハの中でもパワーのある楽器がゴールドプレートによってさらにパワフルになっていることでしょう。
まさに、重量級の楽器です。
とはいえ、、ゴールドプレートによって、抵抗感もかなり増しているでしょうから、音程は結構難しいと思います。
パワー重視の人にオススメな、珍しい一品です。
www.tomosax.com
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