マイヤーブラザーズ バリトン 6M
今日はメイヤーブラザーズのバリトンです。
メイヤーブラザーズはニューヨークメイヤーの前のモデルになります。
ラージチェンバーだったマウスピースが、モコモコしていたサウンドから少しずつフォーカスしたサウンドに脱却しつつあった時代のものです。
アルトではニューヨークメイヤーと同じように使う事が出来るので非常に人気ですが、バリトンは本数が少ないので人気、、、というよりは、見かけること自体があまりありません。
アルトでも6というのはそうはみかけませんから、バリトンで6といえば、アルトの10倍は珍しいものといえるでしょう。
レールの内側もきれいにくり抜かれて非常に美しいですね。
バリトンですから大きいので割れやすく、今こういうものを作るととんでもないコストがかかるでしょう。
内径の容積が大きい分丸い音がしますが、ティップの厚みがあるので音がフォーカスしてはっきりした感じの音が出るはずです。
丸いけど、スパッといくようなフィーリングだと思います。
開きは6でも100ですから、パワーはないですね。
ブリルハートとかを使ってるけど、もう少しビバップよりになりたい、、、、というような人にはいいでしょう。
現代的に使うにはちょっと難しいと思います。
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