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アメセル テナー 6万5千2百 ビルエバンスのサックス

今日は、ランディーブレッカーのバンドなどで活動しているテナー奏者のビルエバンスの楽器です。

本人が売りに出しているようです。

楽器は6万中期でやはりこの辺は、低音の反応などでジャズプレーヤー、フュージョンプレーヤーに関わらず人気があります。

ボブミンツァーもこの辺りを使用していたと思います。

さて、そんなジャズ的な楽器として人気があるこの番手ですが、ビルエバンスはこの楽器を

This one really resonates

とコメントしています。

確かにこの楽器を吹いている音源を聞くと、太い音に加え、倍音が沢山聞こえて非常にカラフルな音色をしています。

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ちょっと彫刻が薄く見えますが、本人がオリジナルといっているのでそういうことにしておきましょう。

キーが非常に低くセットアップされていて珍しいですね。

こういう人たちは割りと広げる人が多いのですが、かなり狭めだと思います。

ネックは、ぶつけたか、つぶれたんでしょうね、、、、

かなり補強されています。

値段にも寄りますが、1万は高いのではないでしょうか???

たぶんファン向けの値段設定なんだと思います、、、、

www.tomosax.com


























































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コメント

Tomoさん

こんばんは、いつもお世話になっております。
私も偶然、この楽器を外国のサイトで閲覧しておりました。

この楽器について、ひとつ気になる点があるのですが、ネックの補強についてです。

私のメインの楽器ではないのですが、購入時にネックのレシーバーが当たる部分が凹んで傷ついていました。

この楽器のネックは上から真鍮を当ててハンダ付けしているようですが、例えば凹出しして残った傷をハンダで埋める…といった事を考えていました。(あくまでもちょこっと、埋める程度です)

リペアマンの方に、外国のリペアの人は想像もつかないようなハンダの盛り方をする…それですごく鳴るからどうなっているんだ??という話を聞いた事を思い出しました。

Tomoさんの身近に、ネックを補強されている方や、そういった楽器をごらんになった事はありますか?

投稿: Tusques | 2012年9月 3日 (月) 01時19分

Tusques様

コメントありがとうございます。
ネックの補強はかなり経験があるといっても過言ではないかもしれません。私自身が全て払ったわけではないですが、関わったものではネックの修理だけに30万はつぎ込んだと思います。

こういう金属の補強は、サックスの修理というよりは、むしろ金管専門の人のほうが得意な分野でしょう。

アメリカには金属補強専門の人もいて、サックスというよりは金管の仕事のほうが多い、、といっていました、、、


投稿: tomo | 2012年9月 3日 (月) 03時50分

Tomoさん

お返事ありがとうございます、ご意見大変参考になりました。

たしかに仰るとおり、金管のおおがかりな修理のような感覚ですね。今度あらためてリペアの方に伺ってみよう、と思います。ありがとうございました。

投稿: Tusques | 2012年9月 3日 (月) 13時54分

Tusques 様

ご返信ありがとうございます。

>>>例えば凹出しして残った傷をハンダで埋める…といった事を考えていました。(あくまでもちょこっと、埋める程度です)

これについてはやってみないとわからないでしょう。一般的にはつける金属を最低限にして、、、という風にしますが、それでもそんなに良くならなかったりもします。

一か八か、、、という感じでしょうか、、、、、

投稿: tomo | 2012年9月 4日 (火) 09時49分

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