ビンテージ リガチャー?
今日は古いリガチャーです。
非常に悪い例です。
ラッカーが剥がれ、サビが浮いている状態です。
このような状態のリガチャーは、経験的に全然鳴りません。
何故かはわかりませんが、非常に鈍く、全然振動しないのです、、、。
これは、楽器にもいえることで、もしこのような見栄えの楽器があったら、基本的に使い物にならないと考えるのが普通でしょう。
とはいえ、ねじは大きく出来ていますし、たてつけもしっかりしているようです。
もし、いいコンディションだったとしたら、吹いた感じは軽いけど、しっかり鳴るいいリガチャーだったことでしょう。
やはり、ねじの作り方や、かみ合わせ、半田つけかたなど、古いものは作りが丁寧なようで、そういうところで違いが出るようですね。
このサビが浮いている状態ですが、吹いたときにもし金属疲労的なものがないフィーリングであれば、サビ取り除いてラッカーをかけてやれば良くなるかもしれません。
しかし、こういうふうになったものは、サビによって金属的に磨耗していますから、基本的にはつかいものにならないと考えるのが普通だと思います。
非常にもったいないですね、、、
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