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ビンテージ リガチャー?

今日は古いリガチャーです。

非常に悪い例です。

ラッカーが剥がれ、サビが浮いている状態です。

このような状態のリガチャーは、経験的に全然鳴りません。

何故かはわかりませんが、非常に鈍く、全然振動しないのです、、、。

これは、楽器にもいえることで、もしこのような見栄えの楽器があったら、基本的に使い物にならないと考えるのが普通でしょう。


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201209203

とはいえ、ねじは大きく出来ていますし、たてつけもしっかりしているようです。

もし、いいコンディションだったとしたら、吹いた感じは軽いけど、しっかり鳴るいいリガチャーだったことでしょう。

やはり、ねじの作り方や、かみ合わせ、半田つけかたなど、古いものは作りが丁寧なようで、そういうところで違いが出るようですね。

このサビが浮いている状態ですが、吹いたときにもし金属疲労的なものがないフィーリングであれば、サビ取り除いてラッカーをかけてやれば良くなるかもしれません。

しかし、こういうふうになったものは、サビによって金属的に磨耗していますから、基本的にはつかいものにならないと考えるのが普通だと思います。

非常にもったいないですね、、、

 

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