オットーリンク フロリダ メタル 7* テナー
今日は後期のフロリダのメタルマウスピースです。
60年代のマウスピースですが、7*の大きさで珍しいですね。
こういう7*のオリジナルというものはめっきり見かけなくなりました。
オリジナルのフェイシングのものとリフェイスするものを、持っていって、比べながら削った経験が沢山ある人?なら分かると思うのですが、やはりリフェイスは元の状態を超える事はほとんどありません。
つまり、リフェイスしたもので例えばオリジナルの7*を超えるようなものは、実はほとんどない、、、、と言ってもよいでしょう。
さて、そのくらいオリジナルとというものは貴重で、出来ればオリジナルのものが欲しいところですが、、、、、
なるほど、、、、テーブルやレールのメッキは剥がれてますから、磨耗して磨り減っていると考えるのがよいでしょう。
いずれにせよ、整える、、、という作業が必要です。
そして、先端部にへこみがあります。
ちょっとくらいなら直りますが、盛り上がったりすると直すのはかなり難しいのです。
写真では、反対に出ていますから、反対からたたき直して、、、、、なんてことが必要で、
真っ直ぐにするのは大変そうです。
まさに満身創痍で、オリジナルといっても手を出しにくいところです、、、
いいものって本当に見なくなりました、、、、
www.tomosax.com
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コメント
Tomoさん
こんにちは。いつもお世話になります
フロリダ・メタルの7☆、珍しいですね。
ティップのダメージは致命的ですが、まだまだ金色のメッキが残っている分、国内で流通しているモノよりもよさげに見えてしまいます…。
国内外問わずフロリダは、5や6を7☆~8☆あたりにリフェイスしているモノが殆どですが、それでも高額で怖いので、私は手出しできないでおります。
そこでご質問なのですが、リンクメタルに手を加える=リフェイスする事で、一番損なわれる部分とはどういった要素になりますでしょうか?
投稿: Tusques | 2012年8月 4日 (土) 21時08分
Tusques様
コメントありがとうございます。
>>一番損なわれる部分とはどういった要素になりますでしょうか?
バランスだと思います。吹きやすさをとれば音色が死ぬし、音色をとればある程度の反応の悪さが残るでしょう。
それをどこでとめるかという判断が非常に難しいですね。
さらには、もっと吹きやすさをとりたい、、、といっても、厚みが足りなかったりする事があるので、制限された中でそういうことをやるのが非常に難しいところです。
投稿: tomo | 2012年8月 9日 (木) 02時47分
Tomoさん
ご回答ありがとうございます。非常に参考になりました。
>それをどこでとめるかという判断が非常に難しいですね。
結局、自分が求める匙加減がリフェイサーに伝わらなかった為に思うようにいかなかった…となる可能性もあるのでしょうね。
もし良い個体に巡りあえたら慎重に考えてみようと思います。
投稿: Tusques | 2012年8月10日 (金) 01時14分
ご返信ありがとうございます。
やはりマウスピースはそのままの状態を受けいれるのがよいでしょう。
もちろん磨いたり整えたりするレベルではいいと思いますが、サイズを変えたりデザインを変えるようなことで大きく期待するのは非常に難しいと思います。
投稿: tomo | 2012年8月10日 (金) 14時31分