フラセル テナー 7万4千2百
今日はフラセルテナーの7万台です。
アメセルばかりが語られる世の中ですが、フラセルもアメセル同様に色々なバラエティーに富んでいます。
アメリカの楽器屋さんに聞くと、今まで扱った中で最もいい楽器はほとんどフラセルだった、、、と言うひともいるくらいです。
その大きな違いは材質とラッカーにあります。
もちろん、接着剤が、、、、とか、、そういうこともあるとは思いますが、材質というのはかなり決定的な違いです。
以下の写真のラッカーがはがれた部分を見ていただければ分かると思いますが、不純物があまり入っていないですよね。
アメセルだとシミみたいなものが結構あるのですが、フラセルはアメセルに比べると圧倒的にそういうものが少なく、また、、、、重さも随分違うものです、、、
なるほど、、、
このフラセルには非常に濃い色のラッカーがついていますね。
フラセルとしてはかなり暗い音がするでしょうし、ジャズでもバリバリ使えると思います。
アメセルよりは肉厚な感じで、音色も乾いた感じというよりはしっとりした感じがあるでしょう。
私は、こういう楽器のほうが艶やかでいい音がするように感じるので、ジャズをする方にもこういう楽器は是非お勧めしたいところです。
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