NY スラント テナー
今日は古いオットーリンクのラバーです。
スラントと呼んでいますが、いわゆるフロリダのスラントとは別物なので知らない人は注意が必要ですが、40年~あたりの初期のマウスピースになります。
pre-war とかNYスラントとかいっていますが、呼び名が今ひとつ定まっていません、、、
さて、そんな古いラバーのリンクですが、ラージチェンバーの時代なので開きは小さいものが多く、音もモコモコ詰まったような感じで、現代としては吹きにくいことでしょう、、、
今回は中々、良さそうなリフェイスです。
とある、、イマイチなことで有名な人によるリフェイスですが、6*くらいまで広がっています。
ポイントは、、、先端にバッフルをつけたことですね。
正確には、広げたときにその場所に厚みを残しておいた、、、ということになります。
ここをとっておいたことで、音にエッジが出て、現代的に吹けるようになっていることでしょう。
その後も少し、厚みが残っているので、ラージチェンバーのモコモコ感を軽減できているはずです。
音と高音の反応です。
フェイシングの長さが足りなかったりすると、低音の反応が悪いですし、、、カーブがきつすぎると高音の音程が悪かったりしますから、そのバランスがうまく取れているかが、、、チェックするところでしょう。
SBAなど古い楽器を使っている人にはいいかもしれません、、、、
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