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ゲイリースマルヤンのバックアップマウスピース

今日は世界ナンバーワンバリトン奏者の秘密を、皆さんにこっそりお教えしましょう。

初めて彼の演奏を見たのは、もう10年ほど前、、、、グラミーをとったJoe LovanoのNonetのヴァングァードでのライブでした。

地響きのような重たい鳴りに驚いたのをよく覚えていますが、、、まさかその後、家族ぐるみで仲良くなるとは思いもよりませんでした。

それはさておき、、、私はその初めて彼を聞いたとき、、大きな誤解をしたのでした、、、

『やはり、あの音は古いコーンならでは、、、、しかも、シルバーだし、、、』

もちろん、、、セルマーに比べれば、比べ物にならないくらい太い音がするのですが、それだけではなかったのです、、、、

その、答えが今日の、、、彼のマウスピースです。

アーリーバビットの9*
です。

彼のメインのマウスピースがフロリダの開きが135にリフェイスしてあるやつですから、今回のバックアップマウスピースは、それに近いですね、、、

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201201014

彼のメインマウスピースと同じようにバッフルが入っています。

で、このマウスピースを吹いたときに、驚愕しました、、、

何故か、、、

それまでは、リンクの7*を使っていたのですが、、、驚くほどに、鳴りの大きさが違ったのです、、、

そのくらい違うかというと、、、大げさかもしれませんが、アルトとソプラノの鳴りくらい、大きな違いがあったのです。

つまり、、、開きの大きいサイズで、バッフルを足してパワーを増したマウスピースでこそ、、、ああいう音が出るわけです。

もちろん、リードは非常に薄いものです。

彼は、青箱の2半(だったと思う)の、ヘロヘロになったやつを使っていましたから、特に吹くのはしんどくありません。

むしろ、リードが薄いのでコントロールは楽に感じます。

ということは、息が沢山いりますが、、、彼の個人レッスンを覗いたところ、やはり、呼吸法や楽器の鳴らし方が中心のレッスンだったので、このセッティングには非常に納得のいくところでした。

まあ、それもあとからこのマウスピースを吹いて気づいたことですが、、、、

みなさんも、リンクの9*や10あたりで、薄いリードを吹いてその違いを確かめてみてください、、、

きっとびっくりしますよ、、、

ちなみに、このアーリーバビットはごついやつなので、そういうものがあれば尚良いかもしれません。

しかしながら、彼曰く、、、リンクメタルは吹きにくいのでおすすめしない、、、、とのことです、、、、

というわけで、今日は彼のマウスピースの秘密でした、、、

ばらしてよかったのかな????

www.tomosax.com

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コメント

いつも楽しく拝見しております。
オットーリンクにバッフルを足すとバキバキした音になるのではないでしょうか?息のスピードが早くなるので、あまり息を入れずに吹いている?呼吸法とセットになりそうなセッティングですね。

投稿: | 2012年1月 2日 (月) 08時47分

コメントありがとうございます。

バッフルですが、彼のメインマウスピース同様、先端に盛っているわけではないので、そんなにバキバキした感じにはなりません。

ランバーソンのSDモデルのように先端なら少しバッフルをつけただけでも効果は絶大ですが、今回はそういうことはありません。

さらには、開きが大きいのでそれも考える必要があります。

アルトように開きが70くらいのもののほぼ倍あるわけで、そういうものと比べると倍数的に効果があらられるわけではありません。

そういう意味でも、今回のバッフルの影響は小さいですね。

ちょっと音の輪郭がはっきりするような、そういう感じの効果が大きいと思います。

投稿: tomo | 2012年1月 3日 (火) 00時18分

なるほど、勉強なりました。ありがとうございます。なだらかな感じで奥までバッフルを盛るような感じですね。息の量が少なくても自然と息の速度が上がるけれど先端ではないのでばきばきしてないんですね。

日本では、あまりこういう加工をしているマウスピース職人の方はいないですね。一度試してみたい加工でした。

投稿: ユン吉 | 2012年1月 3日 (火) 08時16分

こんにちは。

私はバッフルをつけるというと、ガーデラやデュコフの用に先端からガッツリつけるタイプしか思いつかなかったので、このマウスピースの様な例は新鮮でした。

バキバキせずに少し輪郭とパワーが付くというのは使い勝手が良さそうですが、テナー用のリンクに似た様なバッフルをつけた場合でも、同様の効果が得られるものでしょうか。

投稿: Q | 2012年1月 4日 (水) 00時10分

Qさま

コメントありがとうございます。
もちろんバッフルなので、バキバキした方向には向くのですが、先端につけるよりもバキバキ感は大きく押さえられて、音がまとまる方向になります。

もちろんテナーでも同様の効果が得られますよ。

ただ、バリトンと違い容積が少ないので、盛りすぎると、、、というか、距離を長くとりすぎるとノイズが出るので、その辺りに注意が必要です。

投稿: tomo | 2012年1月 4日 (水) 10時16分

Tomoさん、こんばんは。
ご返信ありがとうございます。

なるほど。
バッフルの長さでもかなり違いがでるのですね。
いま手元にUSA付きフロリダリンクの8で
8☆〜9位にリフェイスされた物があるので、
工作にトライしてみようかと思います。

少しずつ変えてみて良い塩梅を探ってみます。

投稿: Q | 2012年1月 6日 (金) 00時57分

Qさま

ご返信ありがとうございます。
いろいろあるとは思いますが、マウスピースをいためないために、私は最初は壊れても構わないマウスピースで実験することをオススメします。

投稿: tomo | 2012年1月 9日 (月) 08時41分

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