デュコフ Stubby モデル テナー
今日は古いデュコフです。
1940年代半ばのモデルで、当時デュコフはOEMも含めて色々なマウスピースがありました。
大きく分けると、大きいの(BDハリウッド)と小さいの(Stubby)があったようですが、今回のものは小さい、、、というか短いほうのモデルです。
この時代は、もちろんラージチェンバーですので、中の容積が大きく、丸くくり抜いてあるような形です。
しかし、このマウスピースの特徴は、底が上がっている、、、というか、いわゆるバッフルが当時のものとしては、ついている特徴的なモデルです。
バッフルがつく、、、ということは、音がパチッとするわけで、当時のマウスピースとしてはモコモコした感じが薄いタイプのマウスピースです。
このマウスピースは6*ですが、開きは100だそうです。
先っぽを見ると厚みが残っていないので、おそらく手が加えられて広げられたと考えるのが妥当でしょう。
先っぽのバッフルは、この当時のマウスピースとしてはかなり高めです。
先っぽを広げた影響もあることでしょう。
ということで、これは、太い中にもちょっとエッジが立つマウスピースだと思います。
同じStubbyのなかでも、ちょっとバキバキしていることでしょう。
やはり用途はTone Masterの代わり、、、という人が多いと思います。
コルトレーンはバッフルを盛っていたという話も聞きますし、そういう意味では同じようなものとして使えることでしょう。
値段がオットーリンクのビンテージとさして変わらないのは納得がいきます。
www.tomosax.com
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