12万4千3百 アメセル テナー
今日は12万台のアメセルテナーです。
12万台は明るいものと暗いものがあります。
12万台というと、後期コルトレーンが有名ですが、あれは明るい感じの中でもオレンジ色のものでしたね。
さて今回のものはどうでしょうか?
ぱっと見たときはあまり見かけない色だな、、、と思いました、、、、
ああ、、、なるほど、、、やはりリラッカーでした。
ビンテージっぽい色なんですが、、、マークセブンとかによくあるような色で、この番台にはない色ですね。
もちろん、、、、彫刻がちょっと重たくなっているところから、リカットの可能性が疑うことが出来ますし、そんなにリラッカーを疑うのは難しくはありません。
ネックには、溶剤をつかった跡が顕著に出ていています。
さて、、、以上のことからわかるのは、、、、
おそらくこの持ち主は、acidic hands、、、つまり、、、酸性の汗をかく人で、そんなに使ってもいないのに、ラッカーがはがれまくる体質の人なんだと思います。
それで、ネックだけ異様に剥がれているんですね。
で、オリジナルラッカーもそんなに使ってはいないけど、はがれてきちゃって、ラッカーをかけ直した、、、と、、、という感じでしょうか?
溶剤を使って剥がした事は間違いなさそうですが、その割にはうまくいったほうで、本体には、あまりその痕跡が見られません。
とはいえ、、明るいラッカーがのっていますから、かなり明るくバキバキ派手な感じの楽器になっているでしょう、、、。
5500はちょっと高めですね、、、
www.tomosax.com
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