アドルフサックス アルト
今日は、アドルフさんのサックスです。
つまり、、、開発者本人の手作りの楽器で、製造時期は1864年です。
サックスという特許が1846年にとられて、それから作りだされたと考えられますから、サックスの発売から20年ほどした頃の楽器です。
1864年は明治元年???
もしこの楽器がその当時手に入ったりしていたとしたら、、、そうですね、、、私の祖父が大正生まれでしたから、、、、、明治が45年で、、、、世代的には私の祖父の祖父の祖父あたりがその時代の人でしょうか????
祖父の祖父の祖父がサックス吹いてたらかっこいいですね、、、、、話がまどろっこしくなりましたが、そのくらい古いものです、、、、
何でも、この楽器は、アドルフさんの最初のお店、、、、、つまり、世界で最初のサックスショップで作られて販売されていたはずです。
最初の頃のサックスは、現代よりもかなり薄い金属で作られていたようです。
最低音はBbではなくBまで、、、オクターブキーも2つついていたりと、現代のものとは随分異なる作りです。
この楽器はニッケルメッキされていますが、これは後に行われたようで、通常はアンラッカーというか何も処理されてない地金だそうです。
さすがに、たてつけが悪くなっていて、半田がとれるようです、、、
私はこれと同じようなものを、NYのメトロポリタン美術館で見ましたが、、、そのくらい珍しいものだと思います。
私は、この楽器を見るとき、、、、、あと100年も経てば、、、、この写真はマークシックスかもしれないと感じでしまいます。
昔は、こんな楽器使ってたんだ、、、、、と、私の孫の孫の孫?あたりが言っているかもしれません、、、、
と思うと、、、今使ってる楽器を手にとって、、、オクターブキーも100年経ったら、、もっと違っているかも、、、、、と勝手に思い、、、人生って短いなと感じてしまいます、、、、、
www.tomosax.com
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント