アメセル テナー 16万4千
今日はアメセルテナーの16万4千です。
中期のテナーと言えば、明るい音色でパワーがある、、という感じで人気の面では、初期に劣るのですが、、、、今日のものはちょっと違います。
ぱっと見た感じは、、、、、、そう、、11万台あたりに見えます。
つまり、、、非常に暗い色のラッカーがのっています。
このあたりの番台で見られるラッカーは、通常もっと明るく黄色いものですが、このような暗い色のラッカーもたまにあります。
音色も暗めで、中期ではあまり感じられない、ダークな枯れたサウンドが楽しめるでしょう。
しかし、初期ほど暗いキャラクターではなく、11万台あたりをちょっとキャラクターをそのままに、ガリッとさせた感じでしょう。。。
そして、、、このような色の中期アルトは非常に人気があります、、、、、。
テナーは、初期=五桁が圧倒的に人気ですが、、、アルトは鳴りの安定性から、中後期が人気です。
しかし、中後期が音色的に派手で、このように暗い色のラッカーは鳴りが安定しているのに、暗い音がする、、、という意味でジャズに向いているんですよね。
こういう楽器は、たまに見かける程度で、同じ中期でもビンテージ性は高く実用的なので、、中後期で選ぶなら非常におススメです。
(注)写真は16万台とされているものですが、ロゴや網目がこの年代にないものとご指摘いただきました。特別珍しいものかもしれないし、、、ただ11万辺りを写真の間違えているだけかもしれないことを注記させて頂きます。
www.tomosax.com
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