« キング スーパー20 アルト 70年代試作機? | トップページ | アーリーバビット テナー 8* ラバー »

セルマー スクロール シャンク バリトン H

今日はSelmerのScroll Shankのバリトンです。

スクロールシャンクは1960年後半あたりから作られ始めたマウスピースですが、ソロイストスタイルと呼ばれたり、名前が決まっていません。

ロングシャンクの後のマウスピースになりますが、ロングシャンクよりは音色的にはバキバキして、現代のマウスピースとキャラクター的にはあまり変わりはないかもしれません。

さて、そのスクロールシャンクのHです。

ロングシャンクの時代にはHというのも作られていたので、テナーならちょっと珍しいという程度でしょう。

しかしバリトンです。

バリトンのほうが圧倒的に本数は少ないでしょうから、かなり珍しいということが出来ると思います。

201108301
201108302
201108303
201108304
201108305

開きはHですから、現代の基準に合わすと110です。

そんなに大きくはありません。

より古いマウスピースに比べてバキバキするといっても、クラシック用のマウスピースですから、本来は柔らかい丸い音のするマウスピースです。

取り立てて個性があるような感じではありませんが、古いコーンなどにつけて柔かく吹くと、
その真価が発揮できるように思います。

www.tomosax.com

































| |

« キング スーパー20 アルト 70年代試作機? | トップページ | アーリーバビット テナー 8* ラバー »

Baritone Sax」カテゴリの記事

Selmer Soloist」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: セルマー スクロール シャンク バリトン H:

« キング スーパー20 アルト 70年代試作機? | トップページ | アーリーバビット テナー 8* ラバー »