セルマー バランストアクション アルト 2万2千6百
今日はSelmerのBAのアルトです。
まず、、見て驚いたのが、値段、、、、
アメリカの大手楽器屋さんですが、マークシックスと同じか、コンディションにしたらやや高いくらいの5500ドル???
円高なら外人(私たち?)が買うと思ってるのでしょうか???
さて、、、何故そんな価格にしたか?
読み取れるのは、BAっているのはほとんどリラッカーされていて、今回のようなオリジナルのラッカーか珍しいから、、、
ということのようです。
確かに、絶対的な本数はシックスよりは少ないですし、リラッカーが多いのも事実ですが、、、、
BAがご存知の通り、現代の楽器と比べると
音が細い
ボリュームも小さい
高音が細くなり詰まる
跳躍の反応も悪い
わけで、圧倒的に優れているのが、、、この当時の音色、、、です。
この楽器は2万2千台で1937年あたりの製造ですから、、、古いダンスバンド的ビッグバンドのアルトのサウンドにはぴったりです。
あの時代はまだクラリネット奏者が持ちかえで吹いていた様な感じもありますが、その時代のサウンドはこの楽器でしか出せません。
この個体としては、コンディションは、、、良くはありません。
とりわけ、このラッカーの磨耗の仕方、、、ポツポツとした剥げ方は私の中では、かなり嫌いな部類に入ります。
コンディション的にも珍しいわけでもなく、引き合いも薄いのにちょっと高すぎる、、、悪意を感じるのは私だけでしょうか、、、、、????
www.tomosax.com
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