Ewi 1000
今日はEwi 1000です。
音源のほうは2000になっていますが、私はこの時代の細かいことはわかりません。
当時はこのセットで売っていたと思われます。
さて、、、この楽器、、、、Ewiの初期のもので、リリコンが進化した?ものなのです。
もちろん作っている会社は違うのですが、、、80年代後半あたりは電子サックス開発の全盛の時代でもありました。
シンセをどのように管楽器的にコントロールするか、そのコントローラーと音源部の開発が行われていました。
その最初がリリコンで、、、このEwiが出て、やっと、、冴えない感じから、楽器的な、、、欲しくなる?感じになったわけです。
実はこの楽器は、結構革新的だったんですよね、、、。
指をタッチセンサーにしたこと、、、、、
それまでのものは、キーがぺこぺこするものだったのですが、タッチセンサーにすることで、すごく早い動きが出来るようになりました。
それゆえ、正確に吹くのが難しくもなったわけですが、、、
でも、金属が酸化して感度が悪くなったりするんですよね。
この初期モデルは唾がたれてきたりして、唾止めなんかも必要なモデルでしたが、なかなか革新的な楽器でありました。
もちろんすぐに改良が加えられて、3年おきくらいに新しいモデルが出ましたが、、、コレが一番最初の楽器でした。
あと300年くらい経ったら、博物館の管楽器コーナーでアドルフサックスの横にあるかもしれません、、、、
www.tomosax.com
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コメント
いつも楽しく拝見させていただいてます。EWI1000懐かしくコメントさせていただきます。
自分も使用してましたが、息が抜けないのとライブの直前に謎のノイズが出たりとなかなかの思いでです(笑)
ただ、現行のものより音が太くて味わいがあったような気がします。
久々に引っ張り出して遊んでみようかと思いました。
投稿: コバチャン | 2011年7月11日 (月) 19時11分
コメントありがとうございます。
確かにこの頃はまだまだ味のある仕様でした、、、、、
今のusbタイプのものなんかはなんだかおもちゃっぽくなってしましましたが、それに比べれば、謎のノイズやら不安定さがあって、それも楽器らしくて小生は好きです。
数十年後には、価値が出るかも??しれませんので、大切にされてください。
投稿: tomo | 2011年7月12日 (火) 13時52分