アメセル テナー 7万1千
今日はアメセルテナーの7万1千台です。
まず、今日の楽器はあんまり使われていません、、、。
オリジナルのパッドがほとんど残っていますし、手の当たるところを見ればわかります。
サムフックの内側はちょっと剥がれていますが、それ以外のところはあまり磨耗は見られません。
その当時、買ってから一年くらい使って、そのまんま、、、、という状態でしょう。
オリジナルのセッティングと、全てオリジナルのレゾネーターも残っていますし、中々の一品です。
さて、、7万1千といえば、これはまだ6万台と同じと考えてもいいでしょう。
7万台はどちらかといえば、8万台への移行期でどんどん、(特に下の方が)重量化していくような感じで、音色も締まってくるようになります。
しかし、7万1千だと、、それはまだ感じられず、6万台とほぼ同じでしょう。
なるほど、、、、これは割とてかてかした感じなので、パリッとした速い反応が感じられるでしょう。
音色的にも6万台としては、明るめの部類に入るでしょうが、音色自体がぼけているので、そんなに明るくは感じないのが6万台辺りの特徴です。
メタルのレゾネーターが入っていますから、ちょっとガリっとしたエッジが音色にあるでしょう。
レゾネーターがないものよりは、鳴りも大きく感じられると思います。
修理は必要だと思いますが、中々の一品ですね。
www.tomosax.com
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