The Martin アルト 16万0千6百
今日はThe Martinのアルトです。
マーティンのモデルに関しては呼び方が混在していてややこしいのですが、ややこしい理由は、、、、The Martinと色々なものに書かれているわけです。
しかし世間の人が呼ぶThe Martinは、、アートペッパーの楽器としても有名な、あの頃の"The Martin"になります。
正確にはコミッティーⅢと呼ぶほうが正しいように思われますが、40年代中期から50年代に作られたコミッティーⅢのThe Martinは、最も人気が高く、味のある音がします。
というわけで、今回の楽器はいわゆるThe Martinですが、人気がないためか、、、はたまた数が少ないのか、、アメリカでも頻繁には見かけません。
今回の楽器は16万台初期で1946年あたりの製造です。
そんなにマーティンに詳しいわけではないのですが、、、やはりThe Martinの中でも年代によってちょっと違うようですね。
The Martinはシリアル的には14万5千くらいからあるわけで、今回のものは比較的初期にあたります。
それに対し、、(特に日本で)よく見かけるのは、18万とか20万台の年代で言うところの50年後半から60年代にあたります。
後期のものはまず、色が明るくなっていて、、、味という面では随分、明るくなります。
それに対し、今回のような比較的初期のものは、このように暗い色をしていて、、、艶っぽく非常にいい音を奏でます。
実際にこのような楽器を想定するプレーヤーの方は、古いスタイル、若しくはペッパーを意識されているでしょうから、もしThe Martinを買う場合はこのような古いものがオススメですね。
とはいっても、アメリカでもそんなに人気はないので、実売価格は1500ドルあたりではないでしょうか???
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