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フラセル 7万4千 テナー

今日はフラセル7万4千テナーです。

さて、、、フラセルというと大体、日本で見かけるのは、中後期の随分明るくなってビンテージっぽい感じが薄れたものです。

しかし、初期のものの中には、アメセルにも全く引けをとらない、ジャズにも対応できる楽器があることを今までご紹介してきました。

今日のはすごいですよ、、、、


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ぱっと見た感じは、色だけならアメセルと見分けはつきません。

これでは7万4千ですが、通常はもう少し黄色っぽい色をしていて、こんなに茶色っぽい濃い色をしているのは、この辺りでは珍しいですね。

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実はこの販売ページに、試聴用のサウンドファイルがあるのですが、、、同じ番台のアメセルと比べると、音が太いですね。

もちろん普通に聞いた感じでは、アメセルと音の判別はつかないくらい暗い音をしています。

ただ、、、アメセルの6万台、、というよりは、、、アメセルを基準にするなら、8万台に近いような、、、そんな音のキャラクターをしています。

つまり、力強いわけです。

さて、、、この楽器、ほとんどオリジナルのタンポがついているようです。

この辺りだとメタルのレゾネーターがついているアメセルもありますが、、ついていないのにこれだけ太い音がするのはフラセルならでしょう。

もしメタルに変えれば、もっとバキバキエッジが立つような感じになるとおもいます。

非常にオススメです。

www.tomosax.com













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