セルマー ビンテージ リガチャー
今日はセルマーのビンテージのリガチャーです。
セルマーのビンテージのリガチャーにもいろいろありますが、基本的にはここ60年くらいは
同じ形をしているので、見分けるはつきにくいのですが、今回のリガチャーは1940年代あたりのリガチャーです。
昔は、、、、こういう下で太いねじでとめるのが流行ったんでしょうね。
こういうデザインだと、音が太くなって、重石がついている分、抵抗感もあります。
昔のマウスピースは開きが小さいので、やはりこういうデザインだと音に厚みがつくんでしょうね。
もちろん現代のマウスピースにつけても同様の効果が得られ、若い頃のジョーロバーノが使っていましたよね。
現代のリガチャーは軽くて吹きやすいものが多いのですが、こういう、、ちょっと抵抗感はあるけど、太い音がするのってビンテージならではではと思います。
昔の音がほしい人にはオススメです。
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コメント
いつも楽しみに拝見しています
SELMERのリガチャーは1950年代のあたりの物もこのリガチャーと同じ大きさのロゴの物で2本締めの物がありますが、材質、つくり等はどうなのでしょうか?
良いものなのでしょうか?
投稿: maru | 2011年4月22日 (金) 23時54分
maru 様
ご質問ありがとうございます。
2本締めのものは、50年代以降長きに渡って作られてきましたが、、、古いもの、、、70年代とかではなく、50年代くらいのほうが良く出来ています。
理由はわかりませんが、吹くとものすごく違います。
昔、古いものをいくつか並べて吹きましたが、、、、、古いもの、、、50年代辺りのものは、
なんというか、、力が良く伝わる、、、というか、、吹いて気持ちがいいものが多かったですね。
逆に最近のものは、ぱっとしない、ぼけた感じのものが多かったです。
古いものの物のほうが圧倒的に良い、、、、と断言することが出来ると思います。
投稿: tomo | 2011年4月24日 (日) 14時04分
ご回答有難うございます
もうひとつ質問させていただきませんでしようか。
50年代位の物とそれ以降の物と見分るのには何かありますか?
SELMERのロゴは年代によって文字の大きさ、新しいものは縦長等ありますが他に比較できるところがあれば教えていただけると幸いです。
宜しくお願いいたします。
投稿: | 2011年4月24日 (日) 15時52分
ご返信ありがとうございます。
見分け方ですが、、、これはいつの時代と確実に判別する方法は基本的にはありません。
しかし、ラッカーの色や、ねじの作りは随分違うので、、コレは結構古いな、、、コレはそうでもないな、、、、と、見るくらいですね。
投稿: tomo | 2011年4月26日 (火) 09時54分
お返事有難う御座います
マウスピースのようにはなかなか判別は難しいようですね。
有難う御座いました
投稿: maru | 2011年4月26日 (火) 12時29分