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魅惑のロールドトーンホール

サックスにはRolled Tone Holeというのがあります。

これは、サックスのキーがあたる穴の淵の部分のことになります。普通のサックスはただの金属の切り口ですが、昔の楽器、マーティンなどが有名ですが、パッドが当たるところが丸く外側に丸めてあります。

Shwwimg_109xxxlowbb

通常は、穴にこのような型を溶接する場合が多いですが、ポールモーリアなどは管から引き抜いて作っていたりもして非常に手がかかっています。

このようにロールドにすることによって、パッドがきちんと閉まるようになったり、音も随分変わるようです。

さて、最近の台湾製の楽器にはこのようにロールドにしたものが多く見られます。

台湾製以外では、KeilwerthのSX90Rあたりが有名です。

しかし、前にもご紹介したかもしれませんが、Keilwerthのロールドトーンホールは大変な事になっています。

詳しくは

http://www.shwoodwind.co.uk/Reviews/Saxes/Tenor/Keilwerth_sx90r_tenor.htm

に書かれているのですが、

以下にKeilwerthのロールドトーンホールがだめか、、、ということに詳細に検証されています。

次の写真を見ていただきましょう、、、

Shwwimg_anniversary_low_c

真っ直ぐじゃないのが一目瞭然です、、、

ほかにも、溶接の不具合や曲がりなどが詳細に検証されています。

しかも、一部の楽器ではなく、、、、年代にわたって、調べられています、、、、、全部だめなのですが、、、、

なので、Keilwerthのロールドトーンホールは全くだめ、、、、、というのが、そのサイトの結論ですが、、、、、、

最近の台湾製の楽器はどうでしょうか???

ちなみに、ロールドでなければ、やすり等をあてて、フラットにしたりすることも行われています。

台湾製のロールドトーンホールを見て、素直に喜べない理由を今日はご説明しました、、、。

www.tomosax.com

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Tomo's idea (選び方など、、、、)」カテゴリの記事

コメント

Stephen Howard さんは素晴らしい本を書いてられますよね。私も一冊持っています。でも偏見に満ちたReviewも数多くなされていてSOTWなどでも議論が紛糾していること多いですよね。私はSX90R持っていますが、素晴らしい楽器ですよ。MK6とは全然違う良さがあると思います。

投稿: hajime | 2011年4月11日 (月) 16時57分

hajime様

コメントありがとうございます。
実際、ロールドに限らずトーンホールは歪んでいることもよくありますよね。

私は、このreviewは非常にいいと思います。 SX90Rはいい楽器だと思いますが、、トーンホールを修理すればもっと良くなるわけで、、、それをわざわざこのような形でマニアックに調べて公表してくれたのはありがたいことだと思います。

投稿: tomo | 2011年4月13日 (水) 11時02分

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