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アメセル アルト 9万3千8百8十

今日はアメセルのアルトです。

9万3千といえば、製造は1961年初期くらいです。

しかし、実際に購入されたのは1962年ということで、やっぱり製造年よりも1年遅れて使われるんだな、、、、ということがよくわかります。

さらに面白いのは、、、、ショートシャンクついていますね。

1960年時点ではもうロングシャンクになっていると勝手に思っていましたが、多分ぎりぎりショートシャンク辺りなんですね。

あるいは田舎の楽器屋さんで買ったようなので在庫が残っていてそれをつけたのかもしれません。

リガチャーもわかりにくいですが、今と違って濃い色のラッカーがかかっていて、こういう古いやつはとても吹きやすいですよね。

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9万台のロングボーですね。

低音の反応が、、、なんていう人もいますが、軽い感じのコンパクトなサウンドが楽しめるでしょう。

アルトは初期から重量化が進んできますが、この辺りで一服するというか、、、しっかりした感じになり、さらに音色の面でも古いキャラクターを保っているので、古めのアルトではこの辺りを選ぶ人も多いですよね。

今回の楽器はきれいですから、まだまだこれからといったところですね。

www.tomosax.com

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