ヴァンドレン Jumbo Java
今日はVandorenのJumbo Javaというものをご紹介したいと思います。
バンドレンのマウスピースはいろいろありすぎてよくわからないのですが、今回のものはいわゆるハイバッフルラバータイプのマウスピースです。
結構昔からありますが、、、昔は青かったりもしたような気がします。
今は、こういう形のものが売られているようで、小生のもっているふるいものには、人のサックス持っている絵などは描かれていません。
サイズによってA35,A45,A55,A75などと分かれています。
あまり気にしていなかったのでつい最近まで吹いてみる機会がなかったのですが、ちょっとスムースジャズを作るのにハイバッフルのマウスピースをいろいろ試す機会があって出してみました。
ハイバッフルといえば、デュコフ、ARBやガーデラなんかが手元にあって、一度に色々試してみました。
それぞれのマウスピースのコメントはまた別の機会にするとして、このヴァンドレンのハイバッフルラバー、、、は、ある意味非常に異なる性質のマウスピースでした。
なによりも、、、吹きやすい、、、、。
吹きやすい、、、というのは、コントロールしやすいという意味です。
つまり、、、ちょっと難しいこと、、、フラジオからBbの最低音に飛んだりしても、反応が速く、あんまり気にしてやる(=コントロールするために何かを変えたり)必要があまりないマウスピースなのです。
これがデュコフだったりARBだと、、、ちょっと気にかけて力加減を変えてやらないと、、、、
ピギィ~~~~~とかいったり、低音がちゃんと当たらなかったりするわけですが、、
このVandorenのハイバッフルマウスピースはすごく簡単にそういうことが出来てしまいます。
そして、さらに異なるのがフィーリングです。
このマウスピースは非常に軽いのです。
デュコフやARBは重い金属ですので、抵抗感もあるし、吹いたときの音の密度も重いですね。
しかし、このラバーはとても軽いので、、、デュコフなどとは同じように吹いてはいけません。
車でいうところのフカしすぎになってしまいます。
つまり、軽く吹けるところが特徴で、、、逆にいえば、重さの面ではギアがDukoffなどに比べてかなり小さいと思ってください。
しかし、、、、これは、問題ありません。
この手のスタイルはマイクつけますから、、、アコースティックな環境ほど、ボリュームの幅が、、、ということが問われないからです。
なので、Dukoffなどから移ってくる人は、、、まず慣れることが必要です。
試奏などでちょっと試すだけでなく、、、とりあえず買って一ヶ月くらい慣れてみてください。
そうすると、このマウスピースの真価がわかるでしょう。
サンボーンとか好きな方はデュコフもいいですが、こちらもオススメしたいところです。
非常にいいマウスピースです。
www.tomosax.com
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