ヤナギサワ 9933 アルト
今日はヤナギサワの9933アルトです。
なんだかいろいろありすぎて、型番では覚えきれないですが、ベルだけシルバーソニックのタイプです。
ちょっと前まではたまに見かけたような気がしますが、最近は普通には作っていないらしく見かけませんね。
今回の楽器もシリアル的には10年くらい前の楽器になります。
さて、、、、やはり、シルバーソニックは魅惑の楽器、、、、
シルバープレートとは違い、、、銀の華やかな音色と、重たい音圧、そしてブラスとは違うフィーリングがシルバーソニックにはあります。
しかし、、、、やはり、重い、、、、んです。
もちろん吹き込まれて軽くなるんですが、やはりそこまで我慢できずに、あきらめてしまう人もおおいのではないでしょうか?
それを軽減するために???部分的にシルバーを採用したパターンがいくつか作られました。
今回のものはベル、、、、のみシルバーです。
一番管だけ銀とか、、U字管まで銀とか、、、いろいろありますが、今回のタイプは、一番軽いタイプになります。
やはり、口に近いほうが音色やフィーリングの効果が大きいのですが、今回のはベルで一番遠いところに銀なので、、、色々なバージョンの中では、最も軽くて、、銀の効果が少ないパターンといえるでしょう。
もちろん銀の音はしますが、、、銀の音色やフィーリングに対する影響は、ネックのみ銀にしたほうが大きく、、、、今回の楽器はそれよりは、普通のブラスのフィーリングに近くて、低音を吹いたときのみ、派手に銀の影響が出るパターンです。
つまり、かなり限定的に銀の影響が出て、、、特に低音に強くあわられるでしょう。
実は、、、これは私の好みではありません。
これだと、、、あんまり、銀にする意味がないというか、、、、、先に述べたように、銀の音色がほしいなら、、、ネックなど口に近いところにするべきだからです。
私の中では、この楽器は効果の割には重さだけが目立つ、、、メリットとデメリットがあまりつりあわない感じです。
しかし、、、高い音は軽いフィーリングで、、、しかし、低い音は重く太く、、、というコンセプトには最高の組み合わせでしょうね、、、、。
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