アメセル アルト 6万1千2百1十
今日はアメセルの初期シックスです。
6万台に入るとちょっと明るい色になって、5万台よりはちょっとパワーがつき始めるのですが、これはまだマイナーチェンジしていない頃のやつなので、そこまでパワーはないでしょう。
今回のものは非常にきれいです。
まず、オリジナルのタンポも残っていて、さらにはもちろんメタルのブースターも残っています。
少しラッカーが剥がれているところもありますが、1955年に新品で買われた状態をほぼ維持しています、、、、
非常に美しいですね。
1955年あたりは、キングやSBAが主流であまりこの時代の録音でマークシックスを使っている人はみかけませんが、セルマー的な感じで、、、SBAの延長で、でも、SBAではパワーが出ないから、、、、、という人にいいのではないでしょうか?
古いNYメイヤーをつけてベイシーのリードなんかやるといい感じになるのではないでしょうか?
www.tomosax.com
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コメント
こんにちは。いつも参考にさせていただいてます。
この番手付近のフラセルアルトを使っていますが、以前からベルの角度が気になっていました。
構えたときに奏者から見て右側に傾いているような・・(上から2番目の写真もそのように見えます)
こういう設計なのだとすれば、どのような理由によるのでしょうか?
投稿: wktk | 2012年9月30日 (日) 03時34分
wktk 様
コメントありがとうございます。
当時は設計書的なものがあるわけでもなく、職人が適当に作っていました。
なので、当時の職人さんに聞くしかないと思います。
しかし、このベルの向きがどうで、、、という話はきいたことがないで、ベルを作るときにどこかが短くなるわけで、それをただ右めに接着した、、、というだけなのではないでしょうか??
こんどヤナギサワの板金の人に影響について聞いてみます。
投稿: tomo | 2012年10月 1日 (月) 13時45分
ありがとうございます。現代の職人さんの見解には非常に興味があります。
設計仕様書的なもの無しにノリで作れてたとは良い時代ですね。ほんの50年前の話とは思えません。
投稿: wktk | 2012年10月 3日 (水) 00時27分
wktk様
ご返信ありがとうございます。
良くも悪くも適当に作っていたという事のようです。そういう設計書的なものを残すようになったのも70年代になってからのようで、だからこそリファレンスもわざわざ型をとって作る必要があったんですね、、、
当時の人を呼び戻してひとつ作ってもらえばよかったのでは??とも思うところでありますが、、、いろいろな事情があるようです、、
投稿: tomo | 2012年10月 7日 (日) 13時59分