アメセル テナー 10万4千5百
今日はアメセルの10万台のテナーです。
本体はリラッカーされています、、、、
まあ、リラッカーにしては割といい色合いの楽器です。
これを売っているお店が面白いことを書いていたのでご紹介します。
”吹かずに見ただけでいい楽器とわかることもある”
ということです。
それは、、、、銅の酸化皮膜がついている、、ことです。
銅というのは、空気中の水分と反応していわゆる緑青というものに変化します。
それが、楽器本体に見られる、、、ということですね。
ちょっとごわごわシミみたいになっているのがわかりますでしょうか?
楽器の材質は一つ一つ違います、、、、、、良く混ざっていないからです。
で、理由は何であれ、このように銅の成分が多い楽器があるそうなのです。
それは、この皮膜でわかり、そういう楽器がいい楽器が多い、、、、、とそのお店の人は書いていました。
そう、、、、銅というのは楽器の音色ですごく古い、、、落ちついた、、、いい音がします。
ここ十年、ブロンズ製の、、、通常よりも銅の量を多くしている楽器がよく出ていますよね。
あるいは、私はヤナギサワの銅の含量が多いマウスピース試作品をつかっていますが、非常にいい音がします。
ヤナギサワの人曰く、昔と今では鉱山が違うために、不純物の混ざり具合が違うことで昔と同じようにいかないらしいですが、銅というのは楽器にとっては面白い効果を生み出す要因のようです。
面白い判別方法ですね、、、、。
www.tomosax.com
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コメント
トモさん
こんにちは。本管のシミが銅の酸化皮膜に関連しており、こういう楽器は良い音がするという事ですね。。
時々、マーク6でラッカーが禿げた部分が正味の銅色になっているものがありますが、このような楽器も良い音が期待できる、という事なのでしょうか?
投稿: yakusumish | 2011年2月27日 (日) 22時51分
いつもコメントありがとうございます。
銅は基本的にはすぐに腐食しますので、そのままということは銅でないかもしれませんね。
どれがどう、、、ということはわかりませんが、この皮膜ができるものが傾向としてはいい、、、ようで、それ以上のことは分かりません。
ただ、、古い楽器は、重いといい金属というのは、よく聞くように思います。
投稿: tomo | 2011年2月28日 (月) 14時55分