石森管楽器製 ネックスクリュー ねじ その2 〔事象編〕
石森管楽器製 ネックスクリュー ねじ その2
さて、そんな魔法のねじですが、今日はいろいろそのねじが引き起こす事象について述べてみたいと思います。
といいますのも、、、、、実は、ねじをつけても全く変化のないこともあります。
今回はねじをつけることによって起こる事実を紹介してみたいと思います。
1.一本一本異なる、、、、10本に一本、すごく違うものがある。
(手前の黄色いねじは992のオリジナルのねじ)
たかがねじですが、実はかなりの個体差があります。 つまり、一本一本かなり違います。 そして、傾向として10本に1本くらい、極端に大きな音になるようなものだったり、大きく違うものがあります。
アントニオも、10本の中から1本だけ非常に趣向の違うものがあって、それをいたく気に入っていました。それと、近いもの、同じようなものは残りの9本にはありませんでした。
私が後日、やはりアントニオが試した10本と違う10本を無理言って出して頂き試した時も、やはり1本だけ極端に違うものがありました。
2.音が明るくなる、でかくなる
このねじをヤナギサワ991.992につけると、音が明るくなり、大きく派手になります。
私の耳には、銀の音がするように聞こえます。つまり、シルバーソニックのネックをつけたときのような効果と同じ音色がします。
3.楽器の振動がより感じられるようになる。
ヤナギサワやマークシックスにつると、キーがより震えているような振動をより感じることができる。
4.テナーのマークシックスではフラジオの音程が改善し、高音域の抵抗感が減少しフラジオがあたりやすくなった。
5.マークシックス(アルト、テナー)ではヤナギサワアルトほど音は大きくならず、どちらかといえば音より抵抗感の変化が大きい。
6.ネックのみシルバープレートのマークシックスではほどんど変化がない。
ネックのみリプレートされた楽器ではあまり変化がありませんでした。
7.ビンセント(ハーリング)は違いがないと言っていた?
柳沢のひとに話をしたら、ヴィンセントは何もかわらなかった、、と話してたそうです。
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なるほど、、、楽器によって変わったり変わらなかったり、、場合によって全く効果がないようなこともあるようです。
一体何故その様なことがおきるのでしょうか?
続く、、、、。
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