ビュッシャー ソプラノ Tipped-Bell
今日は珍品です。
1920、30年代にはサックスでもいろいろな楽器が実験的に作られました。
それはサックスという楽器がまだ未完成であったからでした。
その中でもソプラノサックスはクラリネットという大きな存在があったため、サックスの中でも特に発展が未熟でした。
20年、30年代は、クラリネットプレーヤーがサックスを持ちかえで吹く時代であったため、ソプラノはそんなに必要なかったんですね。
さて、そういったわけで、その当時はソプラノサックスたるものがこうある、、、、という明確なイメージがなく、へんちくりんな形のものや、ちょっと実験的な形のものが特にアメリカ製のサックスに多く存在しています。
今回の楽器は、ベルがちょっと曲がっていて、ネックもちょっとカーブし、多分ベルは金メッキ?がかかっている非常にゴージャスな楽器です。
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ちょっと曲がるだけでも、かなり違う音がするんでしょうね。
やはりそれなりに意味があって曲げているわけで、ちょっと変わった音がすることでしょう。
なによりも、この楽器は素晴らしいコンディションでこんな状態の楽器は稀少ですね。
さらには、この楽器そのものの希少性、、、、、6000ドル位しても当然かもしれません。
www.tomosax.com
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