フラセル テナー 7万0千5百
今日はフラセル7万初期です。
アメセルはよく見かけますが、このあたりのフラセルは珍しいですね。
最近、アメリカの詳しい楽器屋さんと話したのですが、やっぱりフラセルっていうのはこの時代いい材質を使っていたようです。
いい材質、、っていうのは、金属的にということなんですが、例えばブリティッシュセルマーなんかはニッケルが多くて材質的に非常によくない、と聞きました。
ということで、やはり材質的に純度の高い、密度のある金属がフラセルに優先的に使われていたようです。(確証はありませんが、事実として多くの事例があります)
さて、そういうわけで、このあたりのフラセルはアメセルよりも、太く大きく重たく鳴るものが多いようです。
小生が吹いた7万台の中には、非常に美しい音を奏でるものがありました。 アメセルの枯れた感じではなく、美しいピュアな音がするんですよね。 この楽器もそういう類の楽器ではないでしょうか?
このあたりのフラセルはこのように暗いラッカーがついています。
つまり音色的にもかなり暗い音がします。
ちょっと興味があります。
www.tomosax.com
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